2013年9月4日水曜日

リケンテクノス(4220) がスマホを軽く安く割れにくくするらしい

中堅化学メーカーのリケンテクノス(4220) 

実現できる未来
  • モバイル、タブレットが軽く安く割れにくくなる
    • 重量はガラスの1/10
    • 価格はガラスの1/2
    • ガラスより割れにくい 
    • 硬度9H
スマートフォン(スマホ)の表面保護機能
  • 現在主流のカバーガラスと同等の硬度
    • ガラスより割れにくい
    • 9Hレベルの硬度
    • 硬くて軽い樹脂の3-5層構造
  • ガラスの代替需要
    • 重さをガラスの10分の1
    • 光線透過率もガラス並みの90%以上
    • 価格はガラスの1/2
    • 曲げても使える
ステータス
  • 大手メーカーにサンプル出荷
  • 大手メーカーへ採用を働き掛ける
    • 大手メーカーは7H〜8H硬度フィルムを採用済み
    • リケンテクノスは9H硬度
3層構造の場合
  1. 硬い樹脂
  2. 耐熱フィルム
  3. スマホ側に接着しやすい樹脂


ということでこういうスマホを見ることもなくなるかも
(´;ω;`)


追記 
・スマホ向け商材は超過当競争状態
・液晶TVバブル時代の設備を多くのメーカーが抱えている
・一部の独占メーカーを除きほぼ全てのメーカーが収益赤字
・スマホはTVと比較し決定的に㎡数量は少ない (1/10) 
・同様製品は既に複数社が先行して開発・販売している 
・デザイン性、機能性の問題でガラスからフィルムに置き換えるには限界がある
・Appleなんかは特にデザインの壁が高くフィルム採用は難しい
・日本の大手メーカーは規模が少量すぎる
・韓国・台湾メーカーなどの一部の機種への採用がいいところ(機種の交代で消滅)

・同社は樹脂原料がメイン事業でフィルム事業は売り上げの全体の約2割
・フィルム事業部の収益は他メーカーと同じように赤字
・壁紙などの建装材フィルムが多く、スマホ向けフィルムはその内の何割あるのか
・当開発品で全体の売り上げの寄与率は極めて限定的か